車のライトで30㍍先の通行人役などを照らし、見え方を確認する参加者たち=鹿島市役所

 高齢者を対象にした夜間の交通安全教室が、鹿島市役所であった。市内から参加した約150人が、反射材を活用することで交通事故から身を守りやすくなることを学んだ。

 軽乗用車のライトで30メートル先に立たせた通行人役を照らし、ライトは下向きより上向き、通行人は反射材を身に着けている場合の方が、車からより見えやすくなることを確かめた。さらに通行人役の先に並べた白や黄など色違いのパイロンの見え方も確認、明るい色に比べ黒や緑色は見えにくい上、遠くにあると錯覚してしまう現象も分かった。

 講師を務めた鹿島署の署員は「動くところに人の目は反応する」と腕や足元に反射材を着けることなどを助言。参加した井手政彰さん(73)は「年を取ると、用心していても注意力がかなり落ちてくる。これからは反射材も身に着けたい」と話した。

 交通安全教室は日没が早くなり、夕暮れ時や夜間の事故が増える時期に合わせて毎年、鹿島市交通対策協議会や鹿島署などが開いている。

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