トルコの宮殿に残る有田焼の紹介やトルコにちなんだ曲をレコード鑑賞する「トルコの日と音楽会」が有田町の県立九州陶磁文化館であった。同館の鈴田由紀夫館長が、焼き物を通した交流について話した。=写真

 同町で活動するレコード鑑賞友の会が、有田焼創業400年を記念して開いた。トルコの民族音楽が流れる中、鈴田館長はスライドを使って、江戸時代の磁器生産の歴史や輸出ルートとともに、トプカプ宮殿などに飾られた有田焼を紹介。「長崎を出発した有田焼は、10カ月かけてオランダに到着後、さらに世界各地に送られた」と解説した。

 また、重要無形文化財保持者(人間国宝)の井上萬二さんが作陶にかける思いを語り、「手仕事の技術に現代の感覚を取り入れ、100年後に平成の新しい伝統を残したい」と力を込めた。

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