建設工事が進む佐賀南警察署。庁舎正面の外壁に英語で「POLICE」(ポリス)と表記している=佐賀市本庄町

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 佐賀市本庄町に建設中の佐賀南警察署の外観が整ってきた。管轄する佐賀空港の海外からの利用者や、2020年の東京五輪・パラリンピックの訪日客が一目で警察と分かるように、外壁の最上部に英語で「POLICE」(ポリス)と表記した。来年2月に完成し、4月に開庁する予定。

 庁舎は鉄筋コンクリート3階建てで、延べ床面積約5600平方メートル。県内で最大の警察署になる。訪日外国人の増加に対応するため、庁舎の案内板も日本語や英語、中国語、韓国語の4カ国語の表記にする。同様の取り組みは今年4月に新庁舎が完成した鹿島署でも実施している。

 南署が開庁すれば、佐賀署と諸富署が管轄している佐賀市内を、JR長崎線を目安に南北に分割し、佐賀署が「佐賀北署」に移行する。新たな管轄の境界付近で事件事故が発生した直後は、最も近くにいる警察官が現場に駆け付けるなど、両方の警察署が対応する。

 諸富署は南署に統合し、庁舎は諸富交番(仮称)になる。

 南署の新設は、県警が2005年から進めてきた16署を10署体制にする再編整備計画の大詰めの事業になる。南署は署員数が県内最多の約200人体制で、北署は唐津署に次ぐ3番目の170人体制を計画している。刑法犯の認知件数や人身交通事故発生件数は両署ともそれぞれ年間1千件、1500件程度を見込んでいる。

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