ドライバーが県外に出掛けた際に事故を起こす割合が、佐賀県は全国で2番目に高いことが県警独自のまとめで分かった。近接した福岡都市圏まで車で出掛ける機会も多く、普段の生活道路とは大きく異なる交通環境で運転することが一因のようだ。29日から大型連休が始まり、県警は一層の安全運転を呼び掛けている。

 県警交通企画課によると、昨年1年間に県外で人身事故の原因者となった県内のドライバーは798人。免許保有人口10万人当たり140・3人で、全国平均61・2人を大きく上回り、ワーストの奈良県の155・2人に次ぐ結果に。3番目に高かったのは岐阜県の124・7人で、九州では福岡県の66・7人を除き全て全国平均を下回った。

 事故の類型では追突が386人で最多。次いで出合い頭の衝突の128人。いずれも前方不注意などが原因で、全体の3分の2を占める。右左折時の事故も99人と目立っている。性別では男性が592人、女性は206人。年代層では10~40代が比較的多い。

 佐賀県を含む割合が高かった上位3県は、大都市部に近接するという地域事情を抱える。県警交通企画課は「県外へ出掛ける交通手段も車の頻度が高く、道路環境や交通量が大きく異なる場所を運転するのが原因になっているのではないか」と分析。行楽で外出する機会も多いだけに、「ドライバーは慣れない道であることを自覚して運転を」と呼び掛ける。

                                

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