熱気球世界選手権の競技初日。マーカーを投下するターゲット上空にバルーンを近づけようと、競い合うパイロット=31日朝、小城市芦刈町

■上田選手(佐賀市)暫定1位

 佐賀市で開催中の熱気球世界選手権は31日、競技飛行が始まった。午前に31カ国・地域の104機が会場から一斉に離陸し、ターゲットを目指して南西に飛んだ。世界王者の藤田雄大選手(栃木)や県勢唯一の上田諭選手(佐賀市)ら国内選手7人と海外の強豪が王座を懸け、佐賀の空で火花を散らした。上田選手は競技初日、暫定1位で最高のスタートを切った。

 午前6時45分、日の出と同時にフラッグが上がると、参加チームが一斉にバーナーで球皮を暖め、色とりどりの気球が立ち上がり飛び立った。バーナーがたかれるたび、気球が薄明かりの空で明滅した。

 午前は4タスク(競技種目)実施、会場南西のターゲットに向かい、折り返して北上した。仕事前に会場を訪れた小城市の江口由美子さん(49)は「第1回から来ている。今年は気球の数も多く見応えがある」と笑顔で話した。

 競技飛行は6日まで7日間。選手が投下したマーカーとターゲットの距離が近いほど高得点となり、1千点満点のタスクの総得点で順位が決まる。

 上田選手は4タスクで3924点だった。4タスク目にはターゲット中心にマーカーを落とし、満点を獲得した。初日トップに立った上田選手は「すごくいいパフォーマンスができた。初日が終わっただけなので、浮足だったり守りに入ったりせず、いかにミスをしないかという基本を念頭に自然体でフライトしたい」と気を引き締めた。

 =きょうの日程=

 6時45分 競技飛行(強風で中止)

 9時 バルーンファンタジア、キッズデー

 14時45分 競技飛行

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