初めて本会議場での代表質問に臨む山下雄平参院議員=10月28日、参院本会議場

 全議員が顔をそろえる本会議場で会派を代表して登壇する「代表質問」。国会議員4年目を迎えた自民党の山下雄平参院議員(佐賀選挙区)が10月28日、初めての大役に臨んだ。30代の青年議員のデビュー戦に野党側からもやじは飛ばず、「山下頑張れ」の掛け声と拍手が起こった。

 人出不足に悩む介護現場への外国人受け入れ拡大に向けた外国人技能実習制度の適正化法案と入管難民改正案に関し、塩崎恭久厚生労働相らに質問した。「外国人を受け入れることで介護の質が低下するのではないか、日本人の雇用に悪影響が出ないかとの懸念がある。日本人介護職の処遇改善も合わせて進めなければならない」とただした。

 塩崎厚労相は「必要な日本語学習の機会を確保して介護サービスの質を担保するとともに、日本人介護職の処遇改善の努力も進める」と答弁した。

 質問後、山下氏は「政府提出の法案だが、礼賛するのではなく、懸念も指摘しておきたかった。野党側からも『良かったぞ』と言われ、うれしかった」と語った。「国民の代表者が全員自分の方を見ていて、自席に座って参加するのとは景色が違った」と感慨深げだった。

=抄録永田町=

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