会場には、難聴の子どもの家族ら約100人が訪れた=佐賀市のほほえみ館

■「聞こえない」常に伝えて

 先天性両耳性難聴で、佐賀市の国立病院機構佐賀病院に勤めている医師吉田翔さん(31)の講演会が、佐賀市のほほえみ館であった。吉田さんが自身の体験も踏まえ、「難聴は外見で分かりづらい障害。自分が聞こえないことを周囲に伝え続けて」と訴えた。

 吉田さんは、難聴の子どもたちの支援の仕方についてアドバイス。言語を習得するため、補聴器を合わせたり、訓練をするなど、初期段階から親の支えが必要なことを強調した。

 また、聞こえないことから引きこもったり、うつになってしまうケースがあることに触れ、「聞こえなければ遠慮せず、分かるまで聞くことが大切」などと訴えた。

 講演会には、難聴の子どもの家族ら県内外から約100人が参加した。

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