佐賀の魅力や次期家元としての意気込みを語る池坊専好さん=佐賀市の佐賀新聞社

 華道の池坊次期家元、池坊専好(せんこう)さんが1日、佐賀新聞社を表敬訪問した。佐賀熱気球世界選手権を視察し「空の広いフレームの中で、佐賀ならではの大自然と人とが繰り広げる“色のコントラスト”が魅力。最高にぜいたく」と語った。

 3日間の予定で、熱気球世界選手権や唐津くんち、有田・九州陶磁文化館などを視察する。1日の世界選手権は、風のため午前中のフライトが中止されたため、2日に再度訪れる。

 専好さんは、茶や生け花が盛んな佐賀の風土に触れ「日本の心が日々の暮らしに息づいており、佐賀の良さや豊かさにつながっている」と話した。次期家元として「池坊にとって『専好』の名は大きな意味を持つ。偉大な先人たちの気持ちを受け継ぎながら、今に生きる“私らしさ”みたいなものを追求できれば」と語った。

 昨年11月、四十五世家元の池坊専永さんが家元継承70年の節目を迎えたため、長女の由紀さんが四代目「専好」を襲名した。専好さんはこれまで、高校生による「花の甲子園」や、東日本大震災からの復興を祈る西国三十三所巡礼献華、国連本部での献華など国内外で池坊の普及に力を入れている。

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