「にっぽん丸」の船内で、上峰町や佐賀県産の食材をふんだんに使ったフルコースに舌鼓を打つ来場者たち=福岡市博多区の博多港

食事会の舞台となった豪華客船「にっぽん丸」=福岡市博多区の博多港

 クルーズ船「にっぽん丸」の船内で上峰町や佐賀県産の食材を使ったフルコースを味わう昼食会が1日、福岡市博多区の博多港であった。参加者は佐賀牛や米、アスパラガスなどがふんだんに使われたフランス料理に舌鼓を打ち、町の魅力を堪能した。

 にっぽん丸は全長166メートル、総重量2万2472トンの豪華客船。上峰町の魅力をつくり出すタウンプロモーション事業の一環で、“美食クルーズ船”として有名な同船と連携し初めて開いた。10月下旬の参加受け付けには、定員280人に約千人が殺到し、約1時間半で完売したという。

 料理は町内産のブランド米「天衝米(てんつくまい)」と県内の温泉水を使った枝豆のスープ、県産みそ入り赤ワインソースが添えられた佐賀牛のローストなど全7品。美食の船が誇るシェフと上峰町や佐賀県産食材の絶妙な調和に、来場客は笑顔でナイフとフォークを進めていた。

 家族と訪れた中村晴久さん(63)=大野城市=は「肉や野菜などどれもおいしいものばかり。ふるさと納税が有名と聞き、検討するきっかけになった」と満喫したようだった。

 にっぽん丸の運営会社「商船三井客船」の松本士郎営業グループ課長(43)は「一自治体との連携は初めて。今回は福岡県がターゲットだが、横浜や神戸など県外へのPRの場としても展開できるのでは」と話す。武広勇平上峰町長は「町の食材を堪能していただく良い機会になった」と手応えを語った。

このエントリーをはてなブックマークに追加