佐賀県庁本館の知事室と来賓室が「最後の日」となった11日、12年間にわたって“住人”として執務に当たった井本勇元知事(90)が会長を務める県私立中学高等学校協会関係の要望のため来庁した。来賓室での要請後、山口祥義知事が知事室に案内し、和やかに談笑した。

 井本氏は「変わらんねー」と当時を振り返りつつ、かつて慣れ親しんだ知事室が移転することには、「人も時代も変わる。仕方ないね。寂しいというより、懐かしかあ」と感慨深げ。

 面会冒頭、山口知事が「(ここは)今日で最後なんですよ」と説明すると、井本氏は「懐かしかあー」と応じた。山口知事が「佐賀は私学を大切にしてきた経緯がある。私が長崎県の総務部長時代、よく『佐賀を見習え』と言われましたよ」と話し、今後の県政に関し「まだまだ佐賀県はいけると思っています」。井本氏も笑顔で「頑張ってください」とエールを送った。

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