熱気球世界選手権の会場で、不審物がないか調べる警察官=2日午後2時29分、佐賀市の嘉瀬川河川敷

 佐賀市での熱気球世界選手権をインターネットで生中継していた動画サイトに2日午後、「会場のどこかに爆弾を設置した。午後2時に爆発する」という書き込みがあり、来場者ら約3万人が一時避難した。スタッフや警察官ら約200人が会場の嘉瀬川河川敷を調べたが、不審物はなかった。佐賀署は威力業務妨害事件として捜査している。

 大会実行委員会によると、書き込みがあったのは2日午後0時15分ごろで、関係者が県警の現地本部に通報した。不審物がないか河川敷を約2キロにわたって目視で調べ、安全確認を終えた堤防や競技エリアに来場者が避難するように場内放送などで誘導した。午後2時35分ごろ、会場の安全が確認できたとして、立ち入り制限を解除した。

 この影響で午後の競技フライトの準備は1時間遅れた。宮崎市から友人と訪れていた看護師の女性(25)は「(犯人は)何でこんなことをするのか理解できない」と困惑していた。

 午後の競技は最終的に強風で中止になった。実行委は「今回の騒ぎは特に競技に影響しない」と話し、3日以降も天候次第で競技を実施する。

※佐賀新聞電子ビューア(http://www1.saga-s.co.jp/viewer/plan.html)に動画

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