■佐賀と世界の懸け橋に

 嘉瀬川河川敷主会場の放送塔で総合司会としてアナウンスを務める。会場に入るのは毎朝5時頃。競技中、英語と佐賀弁を駆使して飛行中のパイロットやエントリーナンバー、出身国などを次々にアナウンスし、会場を埋める観客とバスケットから手を振るパイロットをつないでいる。

 29年前、知り合いから英語のアナウンスを頼まれたのがきっかけ。英語が話せる人が不在で、たまたま放送塔の前を通ったら声を掛けられた。当時はクルーとして参加していた。

 英語講師を志した父に連れられ、14歳で米国から日本に来た。その父を28歳で亡くし、「佐賀と外国人の懸け橋に」という思いを受け継いでいる。佐賀の熱気球大会は「ワンフォーオール、オールフォーワン」という言葉がふさわしいイベント。そのスピリットで臨む。(鳥栖市、英語講師)

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