年賀はがき販売開始のセレモニーを行った武広町長(右)、原局長(左から2人目)ら=上峰町の上峰郵便局

 ふるさと納税の好調が続いている上峰町は、寄付者に年賀状を送る。寄付者の増加により、昨年の3万枚から今年は10万枚に増やす。新年のあいさつという日本伝統の機会を生かして、継続してファンになってもらおうと狙う。

 上峰町は昨年9月からふるさと納税の返礼品を拡充した。佐賀牛や町内の米をブランド化した「天衝米(てんつくまい)」などが好評で、今年も4月から10月末までに9万6195件、16億1751万円の寄付があった。昨年出した年賀状はスマートフォンなどを使って町のPR動画をAR(拡張現実)アプリで視聴できるよう工夫し、今年も同様の仕掛けを検討中だという。

 年賀はがきの販売が始まった1日には、町役場そばの上峰郵便局で式典があった。同郵便局の例年の年賀状販売枚数は10万枚程度だが、町からの予約により今年は倍になる。原晋介局長(42)は「年賀状の利用が減る中、効果的な使い方をしていただいている。町の魅力発信に協力できるのはうれしい」と歓迎した。

 武広勇平町長は「年賀状はふるさとを感じてもらうのに良いツール。20~40代の寄付者が多いので、日本の伝統的な文化を再認識してもらうきっかけにもなれば」と話す。

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