實松千鶴子さんらによる手作りのパッチワークなど約400点を展示販売するマルシェ=小城市の「深川家」

 地元の主婦らが手掛けた手工芸品を格安で展示販売するマルシェが4日から、小城市小城町の国登録有形文化財「深川家」で始まる。コースターやタペストリーなど、出品者が家事や仕事の合間を縫って丁寧に仕上げた約400点が古民家の空間を埋め尽くしている。6日まで。

 頒布会を開くのは小城市三日月町在住の實松千鶴子さん(62)。實松さんは毎年、この時期に1日だけ自宅を開放して、年間を通して作りためたパッチワークなどの小物を販売してきた。昨年、實松さんの作品がマスコミで取り上げられ、県内外から約250人が詰めかけて地域が混雑。このため、今年から会期を3日間に延ばし、会場も小城市中心部の古民家に変更することにした。

 大きな会場が使えるため、緻密な裁縫とデザイン力のある實松さんの小物類を中心に、今回は竹細工の照明器具や絣(かすり)を裁断して仕上げた洋服など県内外から手工芸に優れた仲間たちも出品している。

 「深川家」の管理人も務める實松さんは「歴史の重みを感じる古民家の空間と、日夜、仲間が一生懸命に仕上げた手工芸品を楽しんでほしい。今後は、混雑を避けるため年に2、3回のペースで開いていく」と話している。問い合わせは深川家、電話0952(73)1166。

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