佐賀県は3日、アニサキスが寄生したサンマの刺し身を販売して食中毒を発生させたとして、鹿島市の「ダイレックス北鹿島店」内の鮮魚店「幸楽海鮮北鹿島店」に同日1日間の営業停止を命じた。今年、県内で発生したアニサキスによる食中毒は6件目。

 県生活衛生課によると、同市の50代男性が10月25日午後7時半ごろ、同店で購入したサンマの刺し身を食べ、7時間半後の26日午前3時ごろに腹痛を訴えた。27日に病院を受診し、胃からアニサキスが検出された。男性は回復に向かっており、同じ刺し身を食べた家族2人に症状は出ていない。

 アニサキスが寄生した生鮮魚介類を食べると、数時間から十数時間後にみぞおちや下腹部の痛み、おう吐などの症状が出る。同課は鮮魚店や飲食店、一般家庭などに対し「60度で1分間加熱したり、マイナス20度で24時間冷凍すると死滅する。新鮮な魚を選び、速やかに内臓を取り除いてほしい」と呼び掛けている。

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