NTTドコモは2日、1999年に開始した従来型携帯電話(ガラケー)向けのネット接続サービス「iモード」に対応した端末の一般向け販売を、年内をめどに終了すると発表した。既存の契約者に提供しているiモードサービスは継続する。スマートフォンの普及で需要が減っているためで、国内の携帯文化の象徴となったiモード携帯の販売は約18年間で幕引きとなる。

 ドコモによると、メーカーによる専用部材の生産が減ってきており、今年11~12月をめどに販売代理店への出荷を終える。その後、在庫がなくなれば販売終了となる。高齢者に人気がある「らくらくホン」向けと法人向けは販売を当面継続する。

 現在ドコモが扱っているiモード対応の携帯電話はらくらくホン1機種を含めて計6機種だが、2015年11月に発売したパナソニック製を最後に新たな機種は出ていない。

 一方でガラケー自体の人気は根強いため、スマホ向けのネット接続サービス「spモード」に対応したガラケーの新製品の投入は今後も続ける方針だ。

 ドコモは1999年にiモードのサービスを始めた。契約数はピーク時の2009年度末に約4899万まで増加したが、9月末には約1742万まで急減していた。メールのほか、ゲームや音楽などさまざまなコンテンツを楽しめた。【共同】

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