受講生の力作に見入る来場者=佐賀市の山口亮一旧宅

 写真家の大塚清吾さんが指導する佐賀大学公開講座・写真撮影セミナーの受講生作品展が佐賀市の山口亮一旧宅で開かれている。セミナーで腕を磨いた生徒の力作が並んでいる。6日まで。

 セミナーには30歳から87歳まで幅広い年代が参加。今回の作品展は、肥前風土記にちなむ場所と吉野ケ里遺跡をテーマに、受講生23人が46点を出品している。

 御厨康司さん(佐賀市)の「普賢岳・平成新山を望む」は、普賢岳対岸の長崎県小長井町からショベルカーの腕をフレーム代わりに普賢岳の遠景を切り取る。重機と自然の対比が目を引く。吉浦英登さん(同)の「筑後川デ・レイケ導流堤」は干潮時に筑後川に現れる人工物の構図が面白い。

 年々、受講生の熱意が高まり、6年前から作品展を続けている。大塚さんは「一人一人の真剣味が増し、品性が感じられる作品を模索している」と、受講生の感性や技術の高まりに目を細める。20日から12月3日は、吉野ケ里町の吉野ケ里歴史公園センター多目的ルームでも展示する。

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