ガスの補充に次々と訪れるバルーンのパイロットら=佐賀市鍋島町八戸の山代ガス

 嘉瀬川河川敷主会場から田んぼを挟んで東側にある山代ガス(佐賀市鍋島町八戸)には競技終了後、気球を積んだ各チームのワンボックスカーが次々に乗り付ける。バーナーをたくプロパンガスを充てんするためで、順番待ちの車が道路に列を作ることも。できるだけ選手を待たせないよう、市内に営業所を持つガス会社が“助っ人”に入り、計4社で作業に当たっている。

 同社は大会参加チームがガスを充てんできる唯一の場所で、佐賀市で初めて大会が開かれた1980年から作業を請け負っている。当時は1社で作業していたが、現在はエネオスグローブエナジー佐賀支店、エネサンス九州佐賀事業所、佐賀合同液化ガスも協力している。

 作業がピークを迎えるのは午前11時ごろ。午前の競技を終えたチームが押し寄せ、一時は道路まで順番待ちの車が並ぶ。ファンタジアの変形気球も充てんに訪れ、会社にある充てん機6台はフル稼働。ガスを詰めるボンベの数は1日約700本以上になる。

 通常、気球には4本のボンベが積んであるという。1本には液状プロパンガス20キロが入っており、一般家庭で使用するおよそ1カ月分に当たるという。大会中に充てんするガスは、合計25~30トンにもなりそう。同社専務取締役で、自ら気球に乗って大会を盛り上げる藪下守弘さん(62)は「世界選手権で例年にない忙しさだが、安全第一に作業する」と話している。

 ■きょう(4日)

 【嘉瀬川河川敷】6時45分 世界選手権競技▽9時 バルーンファンタジア▽14時45分 世界選手権競技

 【松原神社】10時 秋の骨董(こっとう)市

 ■あす(5日)

 【嘉瀬川河川敷】6時45分 世界選手権競技▽9時 バルーンファンタジア▽14時45分 世界選手権競技▽19時 ラ・モンゴルフィエ・ノクチューン(夜間係留)

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