鳥栖―甲府 後半、指示を出すフィッカデンティ監督

 ○…今季から鳥栖の指揮を執るフィッカデンティ監督。チームの基盤づくりに徹したシーズンは11位に終わったが、「来季以降を戦う土台ができたいいシーズンだった」とうなずいた。

 2月の沖縄キャンプからインターバル走などでシーズンを戦い抜く体をつくり上げた。目指したのはボールを保持し主導権を握るサッカーの確立。試合後には相手の分析だけでなく、自分たちの弱い部分を徹底的に克服しようとした。前半戦の勝てない時期も、チームづくりの方針がぶれることはなかった。

 その成果は後半戦に出た。勝利を積み重ね、一時は首位争いも。18チーム中最高の走行距離を誇る運動量はシーズン終盤まで落ちなかった。

 「常にピッチで一緒に戦ってくれる」と選手たちが口をそろえる熱血指揮官。「この一年間すごくいい気分で仕事をすることができた」と満足する。来季の続投は確実で、ホーム最終戦後には「近い将来、このチームを上位争い、そして優勝に導く」と宣言した。

 6日で49歳。この日の勝利は少し早い誕生プレゼントとなったが、「選手には(優勝)カップを持ってきてくれと伝えたい」。はにかみながら天皇杯での優勝をねだった。

=J1リーグ第2ステージ最終節=

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