嘉瀬川河川敷に設けられたターゲットのすぐ近くにマーカーを落とす上田諭選手のバルーン=佐賀市

 熱気球世界選手権は競技5日目の4日、穏やかな北東の風が吹くバルーン日和となり、一日の競技数として最多の6タスク(競技種目)を実施した。午後の最終タスクでは、佐賀市の嘉瀬川河川敷のターゲットへ、地元の上田諭選手(佐賀市)が見事に寄せて会場を沸かせた。

 北東の風が安定し、嘉瀬川河川敷から10~15キロのロングフライトが可能になった。午後も強風がなく、河川敷をゴールにした「フライイン」を行った。会場北西の空に飛び上がった105機が一斉に押し寄せてくる様子に、来場者は「すごい」「かっこいい」と声を上げた。

 上田選手はターゲットそばへ気球を寄せると、×印中心から約3メートルにマーカーを落とした。県勢の奮闘に会場は歓喜した。間近で見た佐賀市の田中弘幸さん(61)は「プレッシャーに負けず結果を出してすごい。佐賀から世界の舞台で頑張る選手が出てうれしい」と話した。

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