意見交換会では、大豆の安定生産に向けた取り組みや本年産の作況などが報告された=佐賀市のホテルマリターレ創世

 大豆の収穫期を前に、JAさがは卸売業者や食品加工業者ら実需者との意見交換会を佐賀市内で開いた。近年、播種(はしゅ)時期の大雨などで収量が低迷していたが、今年は梅雨明けの好天に恵まれ、平年作となる見通しが示された。

 県内では、前年実績比で約230ヘクタール少ない約8300ヘクタールで作付け。各地区の発表では、10アール当たり収量が192キロと、昨年から大きく改善する見通しが示された。県農業技術防除センターは、梅雨明けの晴天で収量低下の原因となっていた播種の遅れが減ったことなどを回復の要因に挙げ、「9月に害虫のハスモンヨトウの発生注意報を出したが、防除で大きな被害を食い止めることができた」と報告した。

 会では、麦・大豆の収量回復に向け、本年度から県やJAなどで取り組む「麦・大豆1トン取りプロジェクト」の実施状況も紹介。実需者側からは「小売りの現場でも国産志向は高いので、安定供給の取り組みを継続して」「収量アップで他県産との価格差を少しでも抑えてほしい」などの意見や要望があった。

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