観光客を案内する子ども観光ガイド=伊万里の大川内山

 伊万里市の「子ども観光ガイド育成講座」を受講した小学生8人が3日、鍋島藩窯秋まつり開催中の大川内山で観光客を案内した。7月から計8回の研修を積み重ねた集大成で、大川内山の魅力を伝えた。5日もガイドを務め、講座を終了する。

 子どもたちは2人1組でそろいの法被をまとって観光客を案内。めおとしの塔や唐臼小屋、大イチョウ、登り窯など、窯元めぐりだけではない“秘窯の里”の魅力や歴史・文化を、クイズなども交えて伝えた。

 最初は緊張して小声になるガイドもいたが、慣れてくると大きな声で分かりやすく案内。観光客の質問にも丁寧に答えた。

 観光ガイドは子どもたちに郷土に愛着を持ってもらおうと取り組む「子ども伊万里塾」の一環。7月に開講し、3~6年生8人が伊万里の歴史講座や現地研修などを受けてきた。指導した観光ボランティアガイドの会の藤瀬熊喜会長は「子どもたちは熱心に取り組んでくれた。古里の良さを語れる子どもを育てることは重要と思う」と話した。

 ガイド体験を終えた大川内小5年の内山和泉さん(11)は「緊張したけど、うまく伝えられた。来年もぜひ参加したい」と笑顔を浮かべた。

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