九州場所に向けて朝稽古に汗を流す旧春日山部屋の力士たち=佐賀市の佐嘉神社

■九州場所後の再興信じ

 大相撲九州場所に向けて、親方の辞任で消滅した旧春日山部屋から追手風部屋に移籍した力士11人が、佐賀市の佐嘉神社に寄宿している。部屋消滅に伴い所属力士が半分に減る厳しい状況の中、再興を信じ、稽古に汗を流している。

 旧春日山部屋は2012年から九州場所前に同神社に寄宿してきた。しかし、春日山親方(元幕内浜錦)が、年寄名跡証書未所有などを理由に日本相撲協会から辞任勧告を受け、10月に部屋が消滅。今年は、追手風部屋に移籍した力士だけが寄宿する。

 力士たちは午前7時から朝稽古に臨み、準備運動になる四股やすり足の後、ぶつかり稽古などをこなす。所属力士のうち12人が引退し、活気の乏しさは否めないが、力士たちは大きな体を激しくぶつけ合い稽古に専心。後継者が決まれば九州場所後の部屋再興もあり、三段目の春晃(はるひかり)(30)は「正直大変だけど、佐賀で応援してくれる人たちに喜んでもらえるように勝ち越しを目指したい」と話す。

 朝稽古は午前7時~9時で20日ごろまで。見学自由。20日までの午前7時~8時半には1杯300円でちゃんこを振る舞う。11日は休み。問い合わせは佐嘉神社、電話0952(24)9195。

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