「あなたの居場所は」などについて会話を重ねる武雄中の2年生と大人たち=武雄中体育館

 フォークダンスのように円になり相手を変えながら中学2年生と大人が会話を重ねる「トークフォークダンス」が5日、武雄市の武雄中であった。「今欲しいものは」から「みんなの居場所がある地域とは」まで、膝をつき合わせて語り合った。

 2年生約200人と大人約150人が七つの組ごとに円状にいすを並べて向き合った。一つの問いに1分ずつ話し、終われば相手を変えていくルール。「昨晩は何を食べた?」から始まった。

 「好きな有名人は」「中学での一番の思い出は」など会話が弾む問いもあれば、「あいさつはなぜする」「あなたの居場所は」と問われて考え込む姿も。「うちの子は食事のときしか部屋から出てこないけど、あなたは」と生徒に尋ねたり、「あいさつで人の気持ちが変わるんだ」と大人の話に納得したり、身を乗り出して聞く姿もあった。

 トークを終えた生徒は「知らない人とたくさんしゃべる機会ができてよかった」と感想を発表。「親とは話さないけど、地域にしゃべれる人が多くいてよかった」という感想には笑いがもれた。中学生の子どもがいる母親は「素直に話してくれた。思っていた以上にしっかりした考えを持っていて驚いた」と感心していた。

 トークは「中学生と話して知り合いになり、普段からあいさつできる間柄になろう」と武雄町まちづくり推進協議会が初めて企画した。

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