決勝・佐賀工-鳥栖工 前半31分、佐賀工のWTB江頭照悟がトライを決め82-0とする=佐賀市の県総合運動場陸上競技場

 第96回全国高校ラグビー大会県大会最終日は5日、佐賀市の県総合運動場陸上競技場で決勝があり、佐賀工が175-0で鳥栖工に勝ち、35年連続45度目の頂点に立った。佐賀工は12月27日から大阪府東大阪市の近鉄花園ラグビー場である全国大会に出場する。

 佐賀工は前半、ラックからパスをつないでWTB江頭照悟らを中心に12トライを決め84得点。後半も攻撃の手を緩めず、CTB小柳琢登や福士萌起らの13トライなどで91点を挙げた。

 鳥栖工は激しいタックルで対抗したが、佐賀工の厚い壁に阻まれた。

▽決勝

佐賀工 175(84-0、91-0)0 鳥栖工

■圧勝も精細さ欠く

 佐賀工が25トライ25ゴールの猛攻で鳥栖工をねじ伏せた。同じカードだった昨年決勝よりも50点差以上をつけての圧勝だったが、主将のSO龍野光太朗は「ミスが多かったし、練習通りの攻撃ができなかった」と反省しきりだった。

 司令塔の龍野が、足のけがの影響で20分足らずの出場。そのためか、チームはいつもより精細さを欠いた。前半キックオフ直後に相手に自陣深く攻め込まれ、攻撃ではノックオンを連発。タックルされた後のボール処理の判断ミスもあった。

 ただ、2月の新人戦では鳥栖工相手にできなかったターンオーバーを、今回はラインアウトからことごとく成功させた。FW陣がディフェンスラインの真裏に攻め込む場面もつくり、「その点は、相手のやりたいことをやらせなかった」と仁位岳寛監督もうなずいた。

 全国大会は5年ぶりの8強入りを目指す。仁位監督は体力の強化を課題に挙げ「さらに個々の強さを高めたい」と抱負。龍野は選手のスキルアップを目標に掲げ、「チームワークで壁を超えたい」と意気込みを見せた。

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