トヨタ紡織九州―トヨタ車体 前半、連係して相手ボールを奪うトヨタ紡織九州の鈴木済(手前左)と松浦慶介(同右)=神埼市の神埼中央公園体育館(撮影・米倉義房)

 トヨタ紡織九州レッドトルネードは、前半リードしたものの悔しい逆転負け。リーグ3位のトヨタ車体を相手に今季磨いてきた堅守で渡り合ったが、最後は地力の差を見せつけられた。

 前半は2年目のRB松浦慶介が奮闘した。右45度から鋭いステップで相手をかわし先制ゴールを決めると前半だけで6得点。「本当は苦手」と話す守備でもPV酒井翔一朗、LB八巻雄一らとともに積極的なプレスで貢献し、リードしての折り返しの立役者となった。

 ただ、リーグ一フィジカルの強いトヨタ車体に、後半は押し込まれた。足が止まり始めた守備の間を抜かれ、開始3分で逆転を許すと一気に劣勢に。タイムを取って守備のシステムを変更し、メンバーも大幅に入れ替えて対抗したが、それも相手の運動量と経験にねじ伏せられて大量19失点を喫した。

 「前半か後半の、どちらかがいいだけでは勝てない」と石黒将之監督。これまでも後半競り負けることが多い今季。体力が奪われ足が止まる時間帯をどう乗り切るかが2勝目の鍵を握りそうだ。

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