伊万里市選管から借りた実際の投票箱に票を投じる生徒=伊万里市の敬徳高校

 伊万里市の敬徳高校(立石琢磨校長、455人)で、実物の投票箱と記載台を利用して生徒会長選挙があった。公選法改正で選挙権年齢が18歳以上になり、主権者教育を兼ねた取り組み。生徒は「公約」も考慮し、“清き一票”を投じた。

 2年生男子2人が立候補し、17日には立会演説会を実施。「一人一人が明るく楽しく生活できる学校」「あいさつの飛び交う過ごしやすい学校づくり」と公約を発表した。県明るい選挙運動推進協議会長を務める同校の稲田繁生理事長も講話で、政治に関わり1票を投じる意義を語った。

 1週間の選挙運動期間を経て、投票日の朝も朝礼の時間に候補者が「最後のお願い」をした後で、投票を開始。投票所となった体育館では、受付で本人確認した後、投票用紙の交付を受け、伊万里市選管から借りた記載台と投票箱で、本番の雰囲気を感じながら投票した。今夏の参院選に投票に行ったという3年生の小濱康滉さん(18)は「自分の1票で決まるという責任感を感じる。立会演説会も参考にしながら選んだ」と話していた。

このエントリーをはてなブックマークに追加