JAL福岡空港支店リーダーの片山佳恵さんの講話に耳を傾ける受講者=伊万里市生涯学習センター

 伊万里を訪れる観光客へのおもてなしを向上させようと、伊万里市と市観光協会はJAL(日本航空)関係者を講師に招き、「観光おもてなし講座」を開いた。市内の飲食業や旅館ホテル業、窯元、グリーン・ツーリズムなどの関係者73人が受講し、“おもてなしのプロ”から観光客の満足度を上げるポイントを学んだ。

 JAL九州地区総務部付マネジャーの今村裕明さんは「伊万里の魅力と未来を考える」のテーマで講話。全国で海外からの観光客が急増している現状を踏まえ、クレジットカードや免税、無料WiFi、案内・標識板やメニューの多言語化などのインバウンドインフラ整備の必要性を訴えた。また、福岡都市圏の観光誘客を今後の鍵に挙げ、黒川温泉(熊本県)の成功事例を紹介した。

 福岡空港支店リーダーで接遇を指導する片山佳恵さんと宮原あゆみさんは、市内のホテルや飲食店、小売店の計43店舗を抜き打ちでモニタリングした結果を示し、接遇面や施設環境での気付きを指摘。「伊万里焼や農畜産物など充実した観光素材がある。観光客の五感に響くおもてなしの提供を目指したい」と語った。

 講座は来年2月まで計5回開き、おもてなしマニュアルをまとめる予定。

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