整備後のクリークを見学し、地域の人の力で環境が守られていることを学ぶ西郷小の児童たち=神埼市

 地域のクリーク環境を知る学習会が神埼市で開かれた。好天にも恵まれ、西郷小4年生の児童42人がのり面などの工事現場や整備後のクリークを見学。大雨の時、田畑や道路の浸水を防ぐクリークの役割や水の中に暮らす珍しい生き物などについて学んだ。

 クリークの草取りやごみの除去は農家など地域が担っており、地元の子どもたちに関心を持ってもらおうと九州農政局筑後川下流右岸農地防災事業所が開き、今年で3回目。

 のり面が崩れた現場を歩く児童に、「底に泥がたまれば、クリークにためることができる水の量が少なくなる」と職員は説明。泥は約1メートル堆積し、工事で取り除いているが、底にあったという自転車やパソコンもお披露目され、子どもたちは目を丸くしていた。水中にすむ珍しい魚や貝の紹介では実際に手で触れて自然への学びを深めた。

 児童4人は魚やエビの放流にも挑戦。市丸青依さん(10)は「クリークは誰がどうやって作ったかもっと知りたくなった。(放流した)ニッポンバラタナゴも大きく育ってほしい」と話していた。

※佐賀新聞電子ビューア(http://www1.saga-s.co.jp/viewer/plan.html)に動画

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