佐賀空港西側の駐屯地予定地で、オスプレイ配備に反対の声を上げる人たち=佐賀市川副町

■「訓練はもっとうるさい」

 佐賀空港へのオスプレイ配備計画に反対する市民や在日米軍の監視団体の人たちも8日、米軍機による試験飛行の様子を注視した。

 駐屯地予定地の空港西側には「オスプレイ配備反対佐賀県連絡会」のメンバーら約50人が集まった。離着陸の際、「地面から震動が来る」などと実感し、自衛隊機の配備に反対するシュプレヒコールを上げた。

 事務局長の池崎基子さん(46)は、低周波音の影響や住宅地上空の飛行への懸念を示し、「今回はあくまでデモフライト。『音が大したことなかった』とか『あまり危険でもないんじゃない』という受け止め方が既成事実になり、計画が進むのが心配」と話した。

 佐世保市で在日米軍の監視活動をしている「リムピース」の篠崎正人さん(69)は、空港の展望デッキで「実際の訓練になると、もっとうるさい」と話した。オスプレイは編隊で飛ぶケースも多く「複数機になれば騒音も危険性も増す」と指摘。緊急時を想定した訓練なら、急発進や垂直離着陸でエンジンの回転数を上げるため騒音も大きくなるという。その上で「佐賀空港が防衛の最前線になろうとしていることを理解し、覚悟している人がどれくらいいるのだろうか」と語った。

 展望デッキでは、オスプレイ配備の要望活動をしている日本会議佐賀のメンバーが日の丸の旗を振り「歓迎」の意思表示もしていた。

=オスプレイ試験飛行=

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