学生起業アイデア部門でプレゼンテーションする佐賀大学大学院工学系研究科のチーム「Day Dry」の近藤美咲代表=熊本市のホテル日航熊本

■衣類の乾燥促進剤提案

 独創的、革新的な取り組みで九州経済の活性化や発展に貢献している企業・団体を表彰する「第3回九州未来アワード」(佐賀新聞社など九州7新聞社主催)の本大会が8日、熊本市であり、佐賀県関係では佐賀大学大学院工学系研究科のチーム「Day Dry」(近藤美咲代表)が学生起業アイデア部門の敢闘賞に輝いた。

 近藤代表は、部屋干しの嫌な臭いを防ぐビジネスホテル向け衣類用乾燥促進剤の開発を提案。街頭調査でニーズを把握し、ナノテクノロジーを活用していくことなどを説明した。同部門の大賞には焼酎かすを使ったエビ養殖技術を提案した崇城大学生物生命学部(熊本県)が選ばれた。

 一橋大学イノベーション研究センター教授の米倉誠一郎審査員長は「乾燥促進剤は医療・介護分野のニーズもあるはず」と講評。近藤代表は「指摘を心に刻みたい」と感想を述べた。

 企業・団体部門の大賞には、国内のアパレル工場直販ブランドに取り組むライフスタイルアクセント(熊本県)が輝いた。前回大賞を受賞した炭化(佐賀市)の入江康雄社長らの講演もあり、約250人が聴講した。

 他の受賞者は次の通り。(敬称略)

 準大賞 宮川洋蘭(熊本県)▽女性地域貢献賞 キグルミビズ(宮崎県)▽審査員特別奨励賞 農未来(大分県)▽学生起業アイデア部門佳作 崇城大学生物生命学部

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