生野鶴三さん

釈天愚さん

秀島新一さん

徳永浩さん

江川寿美枝さん

 第54回佐賀県文学賞(県芸術文化協会主催)の入賞・入選者が8日、発表された。一般の部の小説部門では佐賀市の生野鶴三さん(55)=本名・藤崎博明=の「指」が初の1席に輝いた。随筆の1席には同市の釈天愚(しゃくてんぐ)さん(80)=本名・池上吉彦=の「老いゆく楽しみ」が選ばれた。

 詩は同市の徳永浩さん(39)、俳句は同市の秀島新一さん(69)が初の1席に選ばれた。川柳は同市の江川寿美枝さん(81)が4回目の1席となった。今回、短歌部門の1席は該当者はなかった。

 一般6部門は前回より21点少ない466点、小学生から高校生までのジュニア部門は27点増の1482点が寄せられた。応募総数は昨年とほぼ変わらなかったが、小学生の応募が前年より、132点増えた。入賞、入選(秀作・佳作)者数は一般が153人、ジュニアが162人だった。

 小説1席の生野さんの作品は、金属加工会社で働く主人公の男性の鬱屈(うっくつ)した思いを描いた現代小説。昨年2席だった生野さんは「前回、過分な評価をいただいた。それが励みになって今年につながった」と受賞を喜んだ。

 表彰式は19日午後1時から、県庁で行う。一般の部小説1席の生野さんの作品は九州芸術祭文学賞の県代表作品となる。

 ※一般部門の1席受賞者の喜びの声や入賞、入選者などの名簿は22日、「文化・学芸」面で紹介する。

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