ダイハツ工業の小型ワゴン車「トール」(右)とトヨタ自動車の「ルーミー」。中央右はダイハツの三井正則社長=9日午後、東京都内

 ダイハツ工業(大阪府池田市)は9日、新しい小型ワゴン車「トール」を発売した。広い室内空間と軽自動車並みの小回りの良さが特長で、子育て世代の需要を見込む。トヨタ自動車や富士重工業のブランドでも販売を始めた。

 トヨタの車名は「タンク」と「ルーミー」、富士重工は「ジャスティ」。それぞれデザインが一部異なる。燃費はガソリン1リットル当たり最高24・6キロで、前方の車への衝突回避を支援する自動ブレーキを備える。希望小売価格は146万3400円から。ジャスティは152万8200円から。ダイハツの三井正則社長は東京都内での発表会で「5人がゆったり乗れ、荷室も広い。運転が苦手な方でも楽に取り扱える」と説明した。

 小型車が得意なダイハツは8月、トヨタの完全子会社となり、グループ内で新興国開拓を進める役割を担う。三井社長は「世界で今後増えるのは小型車。軽で培った技術を生かせるチャンスと捉えている」と述べた。

 佐賀県内では、佐賀ダイハツ販売でトール、西九州スバルでジャスティを販売。西九州トヨタ、トヨタカローラ佐賀でルーミー、佐賀トヨペット、ネッツトヨタ佐賀でタンクを扱う。トヨタ系全店は19、20の両日に店頭発表会、26、27の両日にイベントを開く。【共同】

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