障害への理解を訴える夏苅郁子氏=佐賀市の東与賀ふれあい館

 佐賀県精神保健福祉大会「スマイルフェスタイン東与賀」が8日、佐賀市の東与賀ふれあい館であった。医療関係者や患者の家族ら約300人が参加し、講演やイベントなどを通して精神障害者や心の健康について理解を深めた。

 大会では、児童精神科医の夏苅郁子氏が講演。統合失調症を患った母が精神科に通院していた際のことや自身も医学部学生時、精神科に7年間通院した経験などを語った。夏苅氏は「自分の気持ちを語ることが治療になる」と話し、「一人一人が障害に対する考え方を変えることが大切。障害の中に生きる意味を見つけられる社会を」と訴えた。

 会場には精神障害者の作品展示や相談コーナーなどが設けられ、多くの参加者が足を止めていた。この日は精神保健福祉の功労者として20人と1団体を表彰した。

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