鉄や真鍮を削って製作した手作りこまの遊び方を児童に教える工業技術系列の生徒たち=多久高校

■多久高生教師役 児童、文鎮作りやこま回しに夢中

 小学生に実業系高校の楽しさを知ってもらおうと多久高は9日、多久市内3小中一貫校の児童を招き交流授業を開いた。高校生が教師役となり、車いすの介助方法やベルトコンベヤーの操作方法など、児童の好奇心を引き出しながら丁寧に教えていた。

 交流授業には、市内の4、5年生約150人の児童が参加した。高校生は3年生が中心となり、人文科学など所属する系列に分かれて「ことばクイズ」や「マイナス196度の世界」などの内容で指導に当たった。

 工業技術系列では文鎮作りや真鍮(しんちゅう)や鉄を削って成形したこまの回し方を教えた。真鍮の文鎮にやすりをかける女子児童に「前方向に強く押し出すようにやすりをかけて」と高校生が熱心にアドバイスした。

 多久東部小5年の高木潤弥君と南里拓海君は「高校の実習はいろんなものを作れるので面白い」と口をそろえ、こま回しに夢中だった。文鎮作りを教えた工業技術系列3年の田中隆巳さんは「人に教えるのは難しい。でも、ものづくりの楽しさは伝わったはず」と話した。

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