みやき町議会で本格運用が始まるタブレット端末=みやき町議会事務局

 三養基郡みやき町議会(定数16、欠員1)はペーパーレス化の一環で全議員へのタブレット端末貸し出しを始めた。11日の臨時議会から本格運用する。議案など資料を電子媒体化し、紙代や印刷製本費、人件費の削減と職員の負担軽減につなげる。

 導入機種は「iPad Air2(アイパッドエアー)」。15台を町が月額8万7千円でリースし議員に無料で貸し出す。本年度の事業費は約330万円。インターネット上でデータを保存するクラウド技術のシステムを利用して各端末から議案を閲覧でき、全議員の端末画面が連動する機能も備える。クラウドには例規集などを追加していく。ペーパーレス化で年間10万8400枚の紙を節約、定例会(年4回)1回当たりの印刷製本や配布にかかる業務時間が7時間20分から30分に縮減できるという。

 執行部用は同機種を34台購入する。通信機能を備えていないため、本年度中に約2千万円をかけ、3庁舎に公衆無線LANを整備する。無線LANは一般の利用も検討している。

 議案は今後、町ホームページで公開する。議会事務局は「作業効率が上がるほか、町民への情報公開も進む」と話す。県内では県議会が2011年にタブレット端末を導入、佐賀市も12月定例会から本格運用する予定。

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