JR佐賀駅周辺整備構想を検討する会議(座長・荒牧軍治佐賀大名誉教授)が10日、佐賀市のエスプラッツであり、駅北側の市道までを整備範囲とする骨子案を市が示した。会議では公共交通網の中核機能を持たせることなど整備の方向性を確認した。

 馬場範雪副市長が市コンベンション整備の白紙撤回を報告した後、市が整備構想の骨子案を説明した。初めて提示した整備エリアは、駅北側から国道264号につながる市道(三溝線)の通りを含め、アイスクエアビルから市役所を含む一帯となっている。

 駅周辺に求められる機能として、人口減社会の中で進展するコンパクトシティーにおける公共交通網の中核機能▽広域交流の拠点、県都の顔としてのランドマーク機能▽人の流れを生み出す誘導機能-などを挙げた。

 骨子案に対し、委員からは「市道三溝線と聞いてもどこか分からない。愛称を募集してはどうか」「県総合運動場まで安心して歩ける歩行区間の整備が必要」「コンパクトシティーが具体的にどういうものか考えるべきだ」などの意見が出た。

 荒牧座長が、JR九州に駅周辺を開発する考えがないか尋ねたところ、JR側は「用地を所有していないので難しい」と答えた。

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