鍋島直正像の原型を分割して、トラックに積み込む作業員=佐賀市川副町のミゾタ川副事業所倉庫

 佐賀藩10代藩主・鍋島直正(1814~71年)の生誕200年を記念し、佐賀市の佐賀城本丸歴史館北側に建てられる直正公銅像の原型が10日、佐賀市川副町のミゾタ川副事業所倉庫から富山県高岡市の鋳造会社に送られた。

 この日は、銅像の原型を3分割し、4トントラックで高岡市の竹中銅器に輸送。繊維強化プラスチックの原型を元に、ブロンズを施す。来年2月末に完成する見込み。銅像の原型は佐賀大芸術地域デザイン学部の徳安和博教授が担当した。9月下旬にほぼ完成し、継ぎ目やバランスなどを修正していた。徳安教授は「仏像を見て“仏”を感じるように、銅像を見て直正公をすぐイメージできるようになれば」と期待を込める。

 再建する銅像は衣冠束帯の立ち姿で高さ約4メートル。佐賀藩ゆかりの反射炉をイメージした台座・基壇を合わせると高さは約8メートルとなる。

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