白石町有明の稲佐神社の近くにある如菴(じょあん)陶房は橋本祭由(まちゆ)さん(42)と夕子さん(44)夫婦が営む窯です。祭由さんは父の白道さん(島根県在住)に師事して修業を積みました。

 陶房には穴窯が二つあり、焼き締めで皿やフリーカップなどの食器、狛犬(こまいぬ)などのオブジェを制作しています。「窯焚(た)きには作品や薪(まき)の準備があり時間がかかります」と祭由さん。薪をたく時間は約1300度まで上げるのに3日から4日、その後2日間ほど焼成して焼き締めていきます。

 作品によって陶土の配合を変え、深さのある器は中をよく焼成するためにわらを入れるなど、日常食器としての機能を満たす工夫をしています。温かく心を癒やす仕上がりになっています。

 写真の作品は「焼き締め大皿」。炎のあとに心ひかれます。19日から27日まで稲佐神社客殿で作陶展を開きます。電話0954(65)4349。作陶展期間中の問い合わせは電話090(5473)6867へ。

(地域リポーター・二宮幸枝=江北町)

=きしま陶芸=

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