笑顔でぼた餅をほおばる生徒たち=鹿島市の鹿島実高

 進学や就職を控えた鹿島高と鹿島実高の3年生が互いの健闘を誓い合う「ぼた餅会」が11日、鹿島実高で開かれた。今年で104回を数える伝統行事。生徒計311人が恒例の対抗綱引きなどで交流を深め、一緒にぼた餅をほおばった。

 余興では、両校の生徒が高校生活を振り返るスピーチやピアノ演奏、不知火(しらぬい)太鼓などを披露した。対抗綱引きはマイクパフォーマンスで盛り上がり、互角の勝負に大歓声が湧いた。

 この後、生徒たちは輪になって座り、談笑しながらぼた餅3個を完食した。春から就職する鹿島実高の黒田奈那さん(18)は「もちもちしておいしい。ぼた餅のように粘り強くなる」と笑顔。国立大を目指す鹿島高の百武春さん(18)は「一日一日を精いっぱい過ごし、志望大に合格したい」と気持ちを新たにした。

 鹿島藩最後の藩主鍋島直彬が1904年、自宅に鹿島中の教諭と生徒を招き、ぼた餅を振る舞ったのが始まり。終戦間もない時期を除き、毎年開かれている。

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