県スポーツ賞特別賞の副島亀里ララボウラティアナラ選手(中央)を支えたとして、サプライズで「佐賀さいこう表彰」が贈られ涙ぐむ妻の彩さん(右)=佐賀県庁

佐賀工高美術部が制作した副島亀里ララボウラティアナラ選手のモザイク画=佐賀県庁

■妻には「さいこう表彰」

 リオデジャネイロ五輪で4位入賞に貢献したラグビー7人制男子日本代表の副島亀里(かめり)ララボウラティアナラ選手(33)=コカ・コーラレッドスパークス、佐賀市=に11日、佐賀県スポーツ賞特別賞が授与された。県庁であった表彰式では、五輪での躍動をたたえるとともに、山口祥義知事から妻の彩さんへのサプライズもあり、“夫婦のトライ”を祝福した。

 会場では、佐賀工高美術部が制作したサクラ色のユニホームに袖を通す副島選手のモザイク画が披露された。授与式で副島選手は「みなさんからいただいた応援メッセージの旗は五輪の選手村の部屋に飾り、力となった。佐賀に来て8年、みなさんの支えのおかげで夢をかなえることができた」と感謝を述べた。

 山口知事は大会MVPに輝く活躍で県勢初優勝を導き、日本代表に選ばれるきっかけとなった14年の長崎国体からこれまでを振り返り、「まさにシンデレラストーリーで、佐賀を盛り上げてくれた。今後も大きなステージに向かう支えになりたいし、(東京五輪・パラリンピックのホストタウンである)母国フィジーとの橋渡しをしてほしい」と期待と感謝を込めて賞状と花束を手渡した。

 この日は彩さんと三男・里桜(りお)ちゃんも訪れた。彩さんには妻として寄り添い、競技に打ち込める環境づくりに努めた功績をたたえ、山口知事から「佐賀さいこう表彰」が贈られるサプライズも。彩さんは「主人が活躍できたのも佐賀の人たちの支えがあったからこそです」と涙ぐみながら話した。式典後、副島選手は「小さな目標をひとつずつ積み重ねて、15人に選ばれるよう努力する」と意気込みを語った。

 県スポーツ課によると、県スポーツ賞特別賞は国際大会で優秀な成績を収めた人に贈られ、受賞者は副島選手で33人目。

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