小城市への進出協定を交わす江里口秀次市長(右)と親永産業の久我了会長=小城市役所

 小城市は14日、住宅資材流通卸業「親永産業」(志岐直哉社長、本社・佐世保市)と事業進出協定を結んだ。同社は佐賀市と隣接する小城市三日月町織島の民有地5840平方メートルを買収し、事務所と倉庫機能を持つ佐賀支店を2017年4月に開設する。

 親永産業は1979年に佐世保市で創業。16年度末の売り上げは約18億2千万円を見込む。社員数は25人。十数年前には伊万里市の「金新産業」を買収して県内の流通拠点を築いた。

 支店は土地代を含め約2億4千万円をかけ、事務所・倉庫の建物(1400平方メートル)と周辺整備工事を今月着工する。業務開始時に地元から7人雇用し、初年度の支店売上高は約6億円を目指す。支店は数年以内に子会社化される予定。

 創業者で代表取締役会長の久我了氏は嬉野市塩田町出身。久我会長は「高速道のインターが近いのが利点。新築住宅の市場は厳しいが、こうした拠点を巨大マーケットである福岡都市圏に近づけることで業界での生き残りを図りたい」と述べた。江里口秀次小城市長は「市内の事業展開は雇用増につながる」と歓迎した。

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