地域の大人の助けを受けながら鎌で稲を刈る子どもたち=有田町二ノ瀬地区

ニシキゴイ放流の準備をする子どもたち

 有田町二ノ瀬地区の「にのせ田んぼの学校」(福田信也校長)で、子どもたちが稲刈りに挑戦しました。

 午後1時、半数は非農家という小学生十数人が長靴で集合し、地域の先生たちとともに伊万里有田共立病院裏のもち米の田んぼで作業開始です。

 前日の強雨によるぬかるみに悪戦苦闘しながらも、楽しそうです。先生たちは安全に気を配り、子どもたちをサポート。実は先生たちも機械化された作業しか記憶にないそうで、「飽きるまでやらせます」とのことでした。

 途中から部活動を終えた中学生も合流し、鎌を振るう幼児もいました。号令がかかり、順番にコンバインに子どもを乗せて15アールの田んぼ全部を刈り取り、刈った稲束を脱穀です。

 「わぁ、すごい」「いっぱいだ」。伸びるアームから軽トラックにもみが圧送され始めると、歓声が上がりました。精米されたもち米は、11月の地域の収穫祭で販売されます。

 ニシキゴイ300匹を田んぼのため池に放流し、「学校行事」は終了です。

 秋の一日、地域全体で力を合わせて育まれている子どもたちは、本当に幸せだと感じました。(地域リポーター・中村智子=伊万里市)

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