交通事故の未然防止に向け決意表明をする特別指導取締チームの多々良智郁課長補佐=佐賀市の県警本部

 人口10万人当たりの人身交通事故発生件数の4年連続全国ワーストからの脱却に向け、佐賀県警の「特別指導取締チーム」が14日、始動した。事故の増加が予想される年末に向け白バイ14台、パトカー6台を動員し、交通事故の抑止につなげる。

 チームは12月末まで各警察署と連携し、県内全域で飲酒運転や携帯電話を使用しながらの「ながら運転」などを重点に取り締まる。

 県警本部で開いた出発式で逢阪貴士本部長は「取り締まりのプロとして、悲惨な交通事故の芽を早期に摘み取ることを期待する」と訓示した。交通企画課の多々良智郁課長補佐(43)は「交通事故のない安全安心な佐賀県を構築するため、事故の未然防止につなげる」と決意表明し、パトロールへ向かった。

 交通企画課によると過去5年間で発生した人身事故の平均件数は12月が最も多く877件で、毎月の平均を100件近く上回る。

 県警は2020年までに県内の人身交通事故発生件数を段階的に5900件以下まで抑える目標を掲げる。今年は7900件以下を目指す。

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