実証実験で公道を走行する自動運転バス=13日、秋田県仙北市

 内閣府は13日、人が乗った自動運転のバスを県道で走らせる実証実験を秋田県仙北市で実施した。フランスのメーカーが開発したハンドルなどの運転装置がない車両で、公道での実験は国内で初めて。関係者によると、ハンドルなどがないタイプの車両が公道を走ったのも全国初とみられる。

 実験は田沢湖沿いの県道を封鎖して実施。片道約400メートルのコースを4往復し、関係者や公募で選ばれた市民ら約60人が試乗した。

 使用した自動運転バス「ロボットシャトル」(定員12人)は運転席やハンドル、アクセルがなく、衛星利用測位システム(GPS)やセンサーで走行位置や周囲の環境を把握する。最高時速約10キロのゆっくりしたスピードで、事前に入力された実験ルートを走った。

 試乗した山本幸三地方創生担当相は「安定した走行だった。実験を重ね、何があっても大丈夫なように安全性を確保していくことが重要だ」と評価した。【共同】

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