佐賀県明治維新150年事業推進本部の初会合であいさつする山口祥義知事=佐賀県庁

 2年後の「明治維新150年」に向け、県内外に幕末・維新期の佐賀の偉業や偉人を顕彰、発信する事業に取り組む佐賀県は15日、県庁内に推進本部を設置した。知事を本部長に各部局長らで構成する。同日の初会合では、全庁横断で取り組むとともに、県内の各市町や企業も巻き込んで「オール佐賀」で機運を高めていくことを確認した。

 会合では、8月に実施した県民意識調査の結果が示され、佐賀藩の偉業を「知らない」とした人が63%、「明治維新150年」を知らない人も84%いるなど認知度の低さが報告された。

 意見交換では、「市町も一緒にやらなければ盛り上がらない」「女性にも光を当てて、『歴女』などの女性も巻き込んでは」「現在や未来につながるようなものが必要」などの意見が出た。人工知能やドローンなど最先端技術が研究できる場「21世紀の精錬方」のアイデアも披露された。

 山口知事も「佐賀の企業にも簡易パビリオンを出してもらうことも考えていい」などと述べた。

 事務局の県文化課は、年度内に数回会議を開き、事業計画にも反映させるとしている。事業は佐賀への誇りと愛着の醸成、次世代の子ども育成、観光促進による地域活性化、佐賀の偉人・偉業の研究促進などを柱に、2017年にプレ事業、18年にメイン事業を展開する。

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