19、20日に特別公開される旧三菱合資会社唐津支店本館=唐津市海岸通

 唐津市海岸通にある県指定重要文化財「旧三菱合資会社唐津支店本館」が19、20日の2日間限定で特別公開される。現在は保存活用検討のため休館中で、近代化遺産全国一斉公開に合わせて市が公開する。

 明治建築界を代表する唐津出身の曽禰(そね)達蔵が建築顧問として関わり、石炭の積み出し港として栄えた唐津港に1908(明治41)年に建設、1934(昭和9)年まで使われた。堂々としたたたずまいから地元では「三菱御殿」と呼ばれていた。その後、唐津市歴史民俗資料館として使用されたが、老朽化で2003年に休館。市は港湾整備が進む唐津東港エリアへの移築を含めて検討している。

 レトロな建物の館内では、唐津の石炭産業を紹介する展示のほか、明治から昭和にかけての唐津の風景写真などを紹介する。入館無料。両日とも午前9時から午後5時まで。

 全国一斉公開に合わせ、20日には唐津市本町の旧唐津銀行でも無料の特別見学会を開く。事前申し込み制(定員20人)で若干名の空きがある。旧唐津銀行の見学会の問い合わせは唐津市観光課、電話0955(72)9127。

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