小城羊羹全25店舗の商品を紹介したポスター

小城羊羹協同組合青年部が独自に編み出したドリップ式コーヒーのパッケージ

 小城羊羹(ようかん)を製造する全店舗の商品が一堂に会し、試食できる「日本一! ようかん祭り」が20日、同市小城町の交流施設「ゆめぷらっと小城」で開かれる。地元の高校生が斬新な調理法で食べ方を提案し、若手経営者が監修した羊羹に合うオリジナルコーヒーも提供、さまざまな角度から地元銘菓の魅力に迫る。

 25店舗でつくる小城羊羹協同組合の青年部が企画した。「日本一!」というタイトルについて、青年部会長の八頭司勲さん(50)=八頭司伝吉本舗専務=は「これほど多くの店舗があり、さまざまな羊羹を作っている地域はほかに見当たらない」と、小城の“羊羹王国”ぶりを強調する。

 羊羹の消費量が長年落ち込む中、もう一度、各店舗の商品の良さを見つめ直そうと八頭司さんを中心に2月から内容を練った。これまで実現が困難だった「全店舗商品の試食」を考案し、各店舗との調整に奔走して開催にこぎつけた。

 「羊羹に合うコーヒー作りました。」という商品名で青年部はオリジナルコーヒーもプロデュース。3人が佐賀市内のコーヒー専門店を訪れ、生豆から選び、ローストして抽出したコーヒーを、羊羹と一緒に味わいながら豆をブレンドしていった。「酸味と苦みを絶妙に組み合わせ、羊羹を進んで味わえる究極のコーヒーに作り上げた」と八頭司さんは自信を見せる。コーヒーはドリップバッグ3袋で500円(税込み)、6袋千円(税込み)でイベント当日から売り出す。

 会場では、牛津高の生徒が羊羹のアイデアレシピを披露し、全国の変わり種の羊羹試食会なども計画している。「新しい切り口で、多くの人に羊羹に親しんでもらえれば」とメンバーは来場を呼び掛ける。問い合わせは小城羊羹協同組合、電話0952(73)3314。

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