トルコの宮殿に飾られた有田焼を紹介するトプカプ宮殿博物館学芸員のオミュル・トゥファンさん=有田町の有田小学校

 トルコ・トプカプ宮殿博物館の学芸員、オミュル・トゥファンさんが15日、有田小で児童と交流した。江戸時代から続く日本とトルコの関わりや、異国の宮殿を飾る有田焼の話に子どもたちは興味深げに聞き入った。

 トゥファンさんは同博物館で日本の陶磁器の研究を続けている。世界3カ国の有田焼の専門家が集まった「国際学芸員サミット」(佐賀県主催)などに出席のため、同町を訪れていた。

 有田小では5、6年生44人を前に、当時の王族が有田焼の大皿を使って食事をしていたことや、江戸時代の柿右衛門様式の皿などが残っていることを説明。同町の県立九州陶磁文化館で研究していたこともあり、流ちょうな日本語で質問に答え、有田焼研究を始めたきっかけや魅力などを語った。子どもたちと一緒に小皿を鳴らしながら踊る皿踊りを舞い、「皿の新しい使い方を知った。研究に役立てたい」と笑わせていた。

 友広陸斗君(6年)は「有田焼が世界中で愛されていたのが分かった。有田の昔の人たちはすごいと思った」と話した。

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