子どもたちにオランダと有田焼の歴史について講義したライデン大のクリスチアーン・ヨルフ教授(左)=嬉野市の吉田小学校

 オランダのライデン大で陶磁器の美術史を研究するクリスチアーン・ヨルフ教授は15日、嬉野市の吉田小を訪れた。かつて日本からオランダに渡った有田焼についてヨルフ教授の講義を聞いた6年の子どもたち15人は、お礼に地元の吉田焼を紹介し、交流を楽しんだ。

 ヨルフ教授は「有田焼はかつて長崎の出島から輸出され、現在も、18世紀に作られた有田焼を飾っている家庭がごく普通にある」と、佐賀とオランダの深いつながりを紹介した。

 子どもたちは吉田焼の歴史や特徴について「古くから生活向けの食器を扱い、有田とは違った個性がある」「何百年もの歴史があり、たくさんの人々の思いで受け継がれている」などとプレゼンした。ヨルフ教授は「ぜひもっと吉田焼を見てみたい。とても興味を持った」と応じていた。

 交流は有田町で開かれた国際学芸員サミットに合わせて県が企画。田島大輔君(12)は「外国にも有田焼や吉田焼があるなんて知らなかったから、すごいと感じた」とうれしそうだった。

このエントリーをはてなブックマークに追加